◆We Will Rock You◆

日本からチケットを予約したときに「○○(単語忘れた)があるけど了承されますか?」と聞かれた。 エゲレス発音も久しぶりだし、一瞬何を言っているのかわからなくて「もっと簡単な言葉で言ってくださいな(−−;)」と聞いてみたのだが、どうやらストロボ効果のコマ落としやハイテク映像
が各所に使われるのでそういうので気分は悪くならないか?ということだったようだ。 平気、平気♪吐いてでも会場抜けないから♪と言って予約したWe Will Rock You。 これはロンドンへ行ったら絶対にはずせないミュージカルでした。 去年あたりはNYのブロードウェイでやらないか?と密かに期待していたのに、そんな話は全然ないし、ああ観ないうちに終わっちゃったらどうしようとずっと思っていた。 

あらすじは音楽を聴くことも演奏することも許されなくなった未来都市で頭の中に意味不明なフレーズ(これが70年代のROCKミュージックの歌詞)が浮かんでしまう主人公とその仲間たちと、未来都市を牛耳るキラークィーン様の戦い。 たぶんQUEENの曲を使うという話題がなけりゃミュージカルとしては成功しないだろうな、ベタな話で進みます。 実際に開演されたころは頭の固い批評家たちには散々コケにされたのでした。 しかし、上演されたらそんな酷評もなんのその、ロングラン・ミュージカルとなったのでした。
 
劇場にはネオンライトに輝くフレディの銅像がドカーン!とそびえたち、開場前は道行く人にも聞こえてくるQueenの音楽♪、それだけで心ウキウキさー♪ 早く会場へ入ろう♪
ロンドンの劇場って「NYの劇場と違うなー」と思ったのは売店に関連グッズお土産ものが多いこと(これはQueenファン向けの特別商法なのかは未確認)、会場に売り子さんがポップコーンやアイスクリーム、そしてビールまで売りにくること、そして座席にコイン式でレンタルできるオペラグラスがついていること(オペラグラスは特に座席とチェーンで繋がれているわけでもなく、「こんなことして盗まれないのか?」と余計な心配をする「マイ・オペラグラス」持参の私達)。 でもNYでは観客に無料で配布されるキャストの一覧の冊子というのがないんですな。 通常のパンフレットと共にキャスト情報の2種類のパンフレットが販売されていました。 

ミュージカルの内容はベタだろうが、なんたってQUEENの曲満載なわけよ。 音楽ファンとしてはそりゃ観に行きたくもなるわけよ。 だから年齢層も似たり寄ったりで、私達の隣に座った女性なぞ、始まる前から「ドンドン・チャ!」とWe Will Rock Youの手拍子の練習してしまっていて、ワクワクしているのがこっちにも伝わってきてしまう〜(笑)

舞台の感想はというと、始めて見るタイプのミュージカルだった。 音楽とシンクロし、巨大スクリーンのデジタル映像とその前で歌い踊るキャスト。 舞台装置も派手だし、生バンドで歌うミュージカルってのは素晴らしいわあ。 そして、やはり観劇の目的がソレということもあり、全曲QUEENの曲ってのも浮かれてしまう。 上手いこと使っているなーと感心しきり。 歌詞は台詞にあわせて若干はかわっているが、ストーリーが簡単だからあまり気にしなくてもよい(笑) 台詞もQUEENの歌詞からだけではなく、他の有名どころの歌詞が頻繁にでてくるのでロックファンにはたまりません。 登場人物の名前も有名どころの歌手の名前だったりで、その中でも筋肉隆々の男の中の男!って登場人物が「オレの名前はブリトニー・スピアーズだ!」って言うのには大爆笑してしまいました。

パワフルに歌うキャストの迫力に圧倒され、しんみりする場面にはホロリ。 中でも「どうしていい人は若くして死ぬのだろう」という内容の歌「No-One But You (Only The Good Die Young)」や「These Are The Days Of Our Lives 」には涙涙。 この歌、フレディーが自分の残された時間を知ってから歌ったということもあり、そちらともシンクロして更に涙。 笑ったり泣いたり手拍子打ったりと、大忙しで、久しぶりに「あー、観劇はこれでなくてはいかんのだ!」と大満足でありました。

確かにアンドリュー・ロイド・ウェーバーをはじめとするミュージカルとは別物の現代的な、新しいタイプ。 予約するときにも言われたストロボ効果も満載で、「これじゃお年寄(失礼)の評論家は酷評するわけだな、彼らにはついていけない(笑)」と納得。 でも観客が楽しむのが一番よ! 脚本家のベン・エルトンは以前からUKおバカTV番組を作っており、彼のおバカ番組が大好きな私にとっては、途中何度もゲラゲラ笑えるネタもありました。 日本生活も長くなったこともあり、欧米のテレビネタなども散りばめられているので私の笑うタイミングとO嬢の笑うタイミングも微妙にズレが起ったりもしましたが(−−;)


◆早めの13回忌参り◆
「絶対そういう理由でホテル選んだでしょ?」とO嬢にいわれたが、ホテルを選んだときにはすっかり忘れていた。 ロンドンにはNYから週末だけ行く暴挙にでていた時は今は亡き友人がいたもので、ホテルに泊まるってのは滅多になかったし、ホテル宿泊でも会社関係でアメリカ資本のでっかーいホテルに不相応に泊まっていたわけで。。。 さすがに今回は一泊4万円とかを自腹じゃだせないから「安ホテルが沢山あったよなー」な記憶だけでアールズコート周辺のホテルをネットで調べて予約していたのです。 

ホテルから歩いて5分でフレディ・マーキュリーが生前に住んでいた家、今では彼の親友である女性が住んでいるローガン・プレースがあります。
11月はフレディが亡くなって13年です。 日本式に言えば13回忌です。 エイズ発病を公表した翌日には亡くなってしまったあのショックからもう13年、早いものです。 24日の命日にはちょっとだけ早いけど、拝みに行ってこよう、と朝イチでその住宅街へ行ってきました。 
静かな住宅地の中でもひときわ大きな家と見覚えのある緑のドア。 この向こうに生前のフレディが住んでいたのかと思うとやっぱり涙ぐんでしまいますなあ。 ミュージカルを見たばかりだし、こっちにきてから発売になったライブ・エイドのDVDでレコード屋じゃQUEENばっかりかけているし、音楽雑誌もフレディが表紙!とかだし。 いまでも人気ものな彼を改めて感じたのです。


 
パンフレットだけではなく、マフラー、マグカップ、ピンバッチ等々、お土産記念グッズもいろいろあるのだ。 

観光案内所やホテルにあったブロシャー。 これだけでもロック色満載でしょ?

プログラムだけと思いつつ、帰りにはCDも買ってしまったのだった。(そういうお客多し!)
We Will Rock You [SOUNDTRACK]
amazonにて試聴・購入できます)

元フレディ宅ドアにはあいかわらずファンの書きこみが。 これにはあまり賛同しないんだけどね。

右奥に見えるドアが勝手口(?)しかし、デカイ。 さすがはフレディ。ロンドンに住むなら向かいのフラット(屋根裏がベスト)がいいなあ♪と朝からハイパーなミーハー2人

ライブ.エイドのDVDはどこのミュージック・ショップへいっても大プロモーション中♪

1985年7月13日にロンドン・ウェンブリー・アリーナとフィラデルフィアJFKスタジアムの2カ所で行われた 「Live Aid」 の模様が、約20年の月日を経てついに映像化。(amazonより抜粋)
4枚組のDVDの中でもやはりQUEENのライブが一番だ!と仲間内でも大評判です。お勧め〜
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